ゲーミング白鳥城

主にゲームについて雑多に書く場所。

推しに人生を救われた話

推しの紹介

概要、特徴など

この記事で紹介する推しは魔界人VTuber「夜病ライラ」さんです。

www.youtube.com

企業には所属しておらず、完全個人勢の方になります。

日々人間界で任務をこなしながら魔界から配信活動を行っています。

 

彼女の特徴をいくつか挙げるなら

  • 女性としては低めの地声
    あまり声を作っていないタイプの方ですが、その声が逆に耳に心地よく、特に夜の配信ではいい感じに眠気を誘ってくれます。
  • 完全セルフ受肉
    肉体のデザインからLive2dの設定まで、全て自分で行っています。
    そのクオリティも非常に高く、特にゴスロリや地雷系の服が好みの方には刺さるでしょう。
    時々3Dモデルで配信を行っていることもありますが、そちらもVRoid(だったかな?)を使用して自信で錬成したモデルになります。すごい!!!
  • 歌が上手、レパートリーが広い
    時々やる歌枠ではJ-Pop、アニソンからボーカロイドにゲームソング、ダンスミュージック系まで幅広くカバーしています。
    歌も上手で、僕が音楽が好きなのも相まってとても楽しい気分にさせてくれます。
  • めちゃめちゃ清楚(ガチ)
    よくある清楚系()ではなく本物の清楚系です。
    暴言も下ネタもない平和な配信へようこそ。
    親の前でも安心して見れるね!!!

他にも色々あるのですが、分かりやすいところだとこんな感じでしょうか。

 

活動実績としては大きなものだと、SHOWROOMと呼ばれる配信プラットフォームにおいて、アド街っぷ」という秋葉原観光マップのナビゲーターとして採用された実績があります。

現物のグッズが手に入るのは良いぞぉ……

 

ここまで見ると完璧超人のように思えますが、彼女には大きなハンディキャップがあります。

彼女の弱点

リンクを見て頂ければわかるのですが、彼女が抱えるハンディキャップとして「精神障害」を持っていることが挙げられます。

基本的な日常生活は送れるものの、どうしてもメンタルが不安定になってしまうことが定期的にあり、それが人生における大きな壁として立ちはだかっています。

ハンディキャップを乗り越える強さ

しかしながら、そんなハンディキャップを持ちながらも努力する彼女の姿は僕たちに勇気をくれます。

とある事情により最近途切れてしまったものの、なんと毎日配信900日超えという驚異的な根気強さは本当に素晴らしいと思いました。

途切れてしまった理由については後述しますが、この偉業は相当な努力家でないと達成するのは不可能でしょう。

具体的にどう救われたの?

これは前回書いた、「鬱病で仕事をやめて1年ニートした後に未経験業種に転職した話」に大きく関わるものになるのですが、まずは出会いから。

r4p74n.hatenablog.jp

推しとの邂逅

僕と彼女との出会いは約4年前、詳しくは覚えてないのですが、Twitterの「新人VTuber」関係のハッシュタグから見つけた記憶があります。

 

最初は何気なくチャンネルを開いたのですが、自己紹介動画を見て一目ぼれ。

一気に引き込まれました。

しかもこの方、音ゲーをやっている!!!音ゲーは大好物です!!!

 

というわけで徐々に引き込まれて今に至ります。

僕の鬱病、始まる

人生に影が差し始めたのは前職のゲーム会社において鬱病を発症してしまったこと。

なんとなくこのまま働き続けるのかなぁとか思っていたのですが、メンタルを崩してしまいまともに働くことができなくなってしまいました。

 

そんな時に1リスナーである僕に声をかけてくれたのが夜病ライラさんです。

持病の関係で鬱病に関する理解が深いこと、また任務柄傷病手当金やそういった支援制度に関する知識が豊富だったことから、様々な助言を頂き、心療内科に通いつつ一度休職することになりました。

精神的な面でも勿論、生活面でも支えてくれた彼女の存在は僕にとって非常に大きなものとなっていました。

 

復帰後も結局メンタルの不調が再発してしまい、最終的には退職することとなるのですが、正直限界を迎えていて正常な判断ができなくなっていた自分にとって、彼女の「一度ちゃんと休むべき」という言葉は救いになりました。

よく考えれば家族にも頼れるしね。ありがとうパパママ。

始まる転職活動、そして……

傷病手当金を貰いながら1年少し経った頃、転職活動を始めたのですが、そこでも彼女から助言を頂きました。

面接でアピールするべき点やどのようなところを見られるかなど……

 

正直彼女の助言無しでは今の会社には入れていなかったかもしれません。

人生の再スタートを無事切れたことで、一筋の光が差し始めます。

 

しかし、軌道に乗ったと思ったところで事件は起きます……

ずっと支え続けてくれた推しが失踪しかけた

推しの失踪

最初の方にも書いた通り、彼女は何があっても必ず毎日配信をするのが日課でした。

年明けにはついに1000日ということでそれを目指していた矢先のこと。

 

彼女の人間界での任務の負荷が限界に達し、動けなくなってしまったというのです。

 

最初に異変を感じたのはある日曜日。

以前から本来振られるはずのない仕事が振られるなど、任務がキツいと言っていたので不安はあったのですが、毎日配信が突如途切れたのです。

 

僕の人生において彼女の存在はすでに特別なものでした。

彼女の支えが無ければ今の仕事は勿論、そもそもまともに働くこともできないほどになっていた可能性もあったのですから。

 

突如音信不通になった衝撃は、僕のメンタルに強い負担をかけました。

仕事や趣味にも入れ込めず、絶望しかなかったのですが、以前彼女が僕にかけてくれた「らぷたんさんが倒れたら私も悲しいから絶対に無理はしないで」という言葉を思い出し、ここで折れるわけにはいかないと、戻ってくることを信じて無理やり仕事に打ち込みました。

戻ってきた……ものの

1週間ほどたった頃でしょうか、生存報告のツイートがあり、ようやく一安心。

しかし、戻ってきた彼女は酷く疲弊していて、配信は勿論、SNSなども全くと言って良いほど見れない等メンタルに傷を負っていました。

勿論応援はし続けたいものの、正直会話をするのもしんどいとのことで、今はそっとしておくことが最善と判断しました。

 

VTuber活動の再開に関しては前向きに考えているようなので、彼女の意志で動ける時が来るのを今は待ちます。

恩返しがしたい

以前僕の人生を救ってくれた、特別な存在であり大切な人である彼女が今度は人生の危機に立たされている。

そのことが僕には許せませんでした。

あんなに毎日頑張っていたのに、何も悪いことしていないのに、と。

 

勿論努力が報われることは稀で、頑張っていても実績に繋がらないことも多いです。

でも頑張っている人をあざ笑うかのように不幸が降りかかるのは違うんじゃないの?と僕は運命を呪いました。

 

今自分にできることは、彼女が本格的に復帰した時に支えることだと思います。

勿論今も飲食料を送ったりなどのサポートはできるのですが、一度彼女を失いかけたことで決心しました。

僕がこの人を支えるんだ、と。

 

活動面でもそうですし、やはり一番大切なのは結局お金です。

お金があれば大抵の悩みは解決できるので。

 

今は転職したばかりで給与も低く、大きな力になることはできないのですが、幸い新しい職場では高く評価してもらえていることから、昇給が期待できそうなのです。

これも勿論元をたどれば彼女のお陰です。

 

受けた恩は絶対に返したい、特に彼女には。

 

正直鬱病の時に依存状態になったのもあり、もう彼女無しでは生きていけないというほどにどうしようもなく好きになってしまいました。

 

今度は僕があなたを支える番です。

一日でも早く、以前のように笑って配信活動ができる日が戻ってきますようにと願いを込めて。

ここまで読んでくださった方へのメッセージ

推しは推せるときに推せ。

絶対に後悔するな。

そしてただひたすらに信じろ。