ゲーミング白鳥城

主にゲームについて雑多に書く場所。

集団戦中級者になるために必要なこと

初めに

まず前提として、この記事中では集団戦の習熟度に応じて以下のように分類します。

  • 初心者
    集団戦をこれから始める・始めたばかりの人
  • 初級者
    集団戦の基礎をある程度掴み、指揮官の指示通りに動ける人
  • 中級者
    集団戦の基礎を掴み、能動的にチームを勝ちに繋げる動きができる人
  • 上級者
    主体的にチームを勝ちに繋げる動きができ、状況により指示がなくても動ける人

そして、ここで扱うのは「初級者」から「中級者」になるために必要なことになります。

そのため、フォーカスだとかバレたらSOSとかの基礎的な部分はここでは省きます。

集団戦初心者向けの情報は「WoT 集団戦」とかでググればいっぱい記事が出てくるのでそちらを参照してください。

わからなくても集団戦に手を出しているクランに所属すれば経験者が教えてくれるので安心してください。

注意事項

この記事は僕の経験に基づいた独断と偏見にまみれた内容のため、必ずしも正しいとは限りません。

また、指揮官によっても何を優先するかは変わってくるので、あくまで一つの参考程度に捉えてください。

 

逆に上級者の方で「それは違うのでは?」とか思ったことがあれば気軽にコメント等で教えてくださると嬉しいです。

筆者の集団戦経験

僕の集団戦経験は以下になります。

  • CWE報酬車両はコンプ済み
  • J2L 2023 SPRING SPLIT 「SAITAMA WOLVES」所属(最終順位2位)

大手クランでは2.5軍程度、中堅以下のクランでは1~1.5軍でピックされる程度の実力です。

正直マルチタスクが苦手なのもあり、今でも逼迫した状況になると判断力が落ちることが多々ありますが、多くの集団戦経験を経て一応中級者と名乗っても許されるくらいの実力は手にできたかな、と思っています。

中級者を目指すうえで必要だと思ったこと

分からないことを聞く

集団戦では基本的に指揮官の指示に従い動くことになりますが、想定していた状況とは違う状況になることも多いです。

そういったときは状況に合わせてまた指示が飛ばされてくるわけですが、想定外のことが起こった場合時間的な制約上、全員に指示を飛ばすことができないことも多いです。

そのときに「自分に指示が来てない、どうしよう……」と迷っていると味方が徐々に不利になってそのまま負けてしまう、ということも珍しくありません。

指示が来てないときは自分から「この位置の○○(車両名)はどこに行けばいいですか?」等、指揮官に指示を仰ぎましょう。

大抵は指示を飛ばし忘れている、または余裕がないだけなので、改めて指示を飛ばしてくれます。

ただし、注意しなければいけないこととして、指揮官が他の人に指示を飛ばしている(喋っている)最中に割り込まないことがあります。

指示がなくて焦る気持ちはわかりますが、これをやってしまうと最悪の場合本来指示を飛ばす相手にも指示が伝わらず、戦況を全く動かせなくなる可能性もあります。

指示を仰ぐ場合は指揮官の命令の合間を縫って聞くようにしましょう。

フォーカス対象を深追いしすぎない

集団戦の基礎としてフォーカスがありますが、常にフォーカス対象を撃ち続けることが最良の選択ではない場合もあります。

例としては最初のフォーカス対象が建物に完全に隠れてしまったり、逃げ切りに成功してしまった場合等が挙げられますが、この時に他の敵を一切撃たずに最初の目標だけを追い続けていた場合、撃てていない間はDPMが0になります。

さらに、追い続けた結果自分が孤立して逆に囲まれて撃破されてしまう場合もあるかもしれません。

勿論フォーカスをしっかりとして落としきることは重要ですが、それに固執しすぎてダメージをしっかり吐けないことがあると、逆に不利になってしまう場合もあります。

これは時と場合に寄るので一概にどちらが正解とは言えませんが、逃げられた場合はその時チームメイトから撃ちやすい戦車にフォーカス対象を変更する柔軟性を持てるとより数的有利を作りやすくできるでしょう。

初心者・初級者を引っ張る立場になる

集団戦では基本的に味方とタイミングを合わせて敵に当てることになりますが、直前に狙撃やポジションキープ等の指示が出ていた場合、集団戦慣れしていない人だとすぐに切り替えて動けない人もいます。

そういった時に「○○さん前出るよ!」と一声かけられるように意識しましょう。

指示に瞬時に反応して動くだけなら数を積めばできるようになると思いますが、もしそれに味方が付いてこれていない場合、ただ一人(もしくは少数)で突っ込んで逆にやられるだけになってしまうこともあります。

そういった場合の直接の敗因は「指示通りに動かなかった人がいた」となるでしょうが、そういった事故を減らすためにお互いの声掛けが重要になってきます。

自分で判断することを恐れすぎない

前述した「分からないことを聞く」にも関連することですが、余裕がない状況の場合どうしても指示が来ない場合もあるでしょう。

そういった時に自分で「あ、ここはこっちに移動して援護射撃が必要だな」とか「ここのポジションは取っておく必要があるな」とか思うことがあるかもしれないし、ないかもしれません。

ですが、基本的に余裕がない場合というのは敵が想定外の動きをしてきたとき、もしくは戦闘が激しいときになるわけで、そのまま放置していると戦況が悪化することが多々あります。

自分で何か良いと思う動きが思いついたら実行に移すことを過剰に恐れないでください。

その判断が正しければ味方を勝ちに導くことができます。

場合によってはその判断が間違っている場合もあるでしょうし、その場合は指揮官に怒られることもあるかもしれません。

しかし、間違いを怒る指揮官はいてもそれを根に持つ指揮官は基本的にはいません。

判断が間違っていた場合は戦闘後、「自分はこういった根拠でさっきの判断をしたのですが、どこがダメだったのでしょうか?」と指揮官に聞いてみましょう。

殆どの指揮官はちゃんとなぜその動きがダメなのかを説明してくれると思いますし、もし指揮官も答えられないならば負けた理由は恐らく他の部分にあります。

 

間違っていたらどうしよう、と恐れる気持ちは本当によくわかりますが、勇気を出してみることも時には大切でしょう。

終わりに

以上が僕が集団戦を経験してきた中で初級者から中級者に成長するために大切だと思ったことです。

失敗せずに上手くなった人は恐らくいません。(いてもほんの一握りでしょう)

失敗を恐れずに挑戦してみること、そしてコミュニケーションをしっかり取ることが上達に必要な要素だと僕は思っています。

そして何より、集団戦を楽しんでください。

ゲームはまず楽しむことが第一です。

 

この記事が誰かの役に立てば幸いです。