ゲーミング白鳥城

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機略戦を終えての感想とか

機略戦を終えて(2023年夏)

初めまして、らぷたんと申します。

今回はWorld of Tanks初の形式のイベント「機略戦」を終えての感想とかを書き綴っていこうと思います。

機略戦とは?

今までのCWEに相当するイベントではあるが、以下の点が異なる。

・戦闘形式やマッチングがTier10拠点戦と同様(7vs7)になった(戦場の霧はある)

・プライムタイムはクラン側で好きな時間帯の2時間を選ぶ形式になった

・オークションやワークショップ等がない

・常にタンクロックが存在する

今回の機略戦における自分の環境について

当初はのんびり仲がいい人たちとやれればいいやと思っていたので、クラン「A_L_C」にお邪魔しました。

最初は今まで通り10vs10がメインのCWEになるかと思ったら新しい形式の「機略戦」というイベントが来て「???」となり、事前の情報が不安要素が多かったのもありちょっとモチベは落ちていました。

機略戦の練習であるTier10拠点戦も、本番数日前から2日ほどやっただけだったので、こんなんで大丈夫か?と思いながらイベントに参加しました。

 

今までのCWEでは常に一兵士として参加していた自分でしたが、A_L_Cのメイン指揮官が不在だったこと、また集団戦における経験を積むため今回の機略戦で指揮官デビューしました。(最初の指揮が7vs7のランダムマッチングはどうなんだとは思った)

良かった点

・プライムタイムが2時間になったことで、かなり気軽に参加できるようになった

今までのCWEでは車両を取ろうと思ったら最低でも数時間はPCに張り付く必要があったため、かなりハードルが下がったと思います。

A_L_Cでは22時~24時に設定していましたが、社会人でもフルで参加できる人が多かったのでこの点は非常に良かったと思います。

・細かい戦闘の管理が必要なくなった

基本的には拠点戦と同じマッチング形式のため、レディーしてすぐ戦闘開始、終わったらまたレディーして戦闘へ、の繰り返しだけで済むため、戦闘管理のための運営に人員や労力を割く必要がなくなりました。

戦闘不参加のペナルティーなども当然ないため、とにかく集まった人数で回数回せばいいだけなのは楽でした。

・小/中規模クランでも車両が取りやすくなった

プライムタイムに関連することですが、全クランが2時間きっかりまでしか名声ポイントを稼げないため、人数が揃わないクランでも(部隊数が異なるとはいえ)個人の戦闘数としては上位クランと同じ戦闘数をこなすことができるようになりました。

A_L_Cでは1日だけ3部隊、他の日は2部隊での戦闘が基本でしたが、合計9名のメンバーが車両獲得圏内の1000位以内に入ることができました。

この中には集団戦初参加のメンバーもいましたし、オークション以外での車両獲得はA_L_Cでは初だったとのことで大変喜ばしいです。

他のクランでは1部隊運用で車両が取れたクランもあるようです。

・普段使われない車両が日の目を見ることができた

全戦闘でタンクロックがあるため、今までのように常にチーフ・279・277だけ並べておけばいいというわけにはいかなくなったため、普段使われないような車両も使えたので個人的にはとても面白かったです。

逆に言えば相手が常に強車両を並べているわけではないため、敵味方の車両に合わせて幅広い戦術を取ることができました。

悪かった点

・UIが整備されていない

機略戦というイベントが初なのもあって、UIがきちんと整備されていなかったのはストレスでした。

ガレージで脱落中の車両が見れない、名声ポイントの順位がゲーム内からしか見れない上にフィルター機能もない、(途中で修正されましたが)クラン進捗のリセットボタンに確認がない等……

次回開催時には改善されていることを期待します。

・修理ポイントの共有が難しい

幸いA_L_Cは基本2部隊だったのと、車両を取らせるメンバーは1部隊目に固めていたため大きな問題にはなりませんでしたが、修理ポイントを各部隊でどのように使うかの配分が難しいと感じました。

大手クランだと5部隊6部隊、場合によっては10部隊とか立つ可能性もあるわけで、そうなるとどの部隊が優先的に修理ポイントを使うのか、どの車両に使うのか、何ポイントまで高騰したら修理をやめるのか等のやりとりが煩雑になりそうです。

・各部隊に役職持ちを入れる必要がある

車両の修理をできるのが役職持ち(戦闘士官以上?)のみのため、各部隊に役職持ちを入れる必要があるのは大変そうだと感じました。

おそらく指揮官をやるような人は大抵役職持ちだと思うので小・中規模クランは問題ないと思いますが、大手クランの場合部隊数が多くなると全部隊に指揮官を配置するのも難しいと思うので、誰をどの部隊に入れるかも管理する必要が出てきそうな気がします。

分遣隊のリーダーはその分遣隊のメンバーの車両を修理できる、くらいはできてもいいのではと思いました。

・指揮官の精神的負担が大きい

マッチングが拠点戦形式のため、当然事前にマップを把握することができないため、マッチングしてから戦闘開始までの間にタクを考えて指示を飛ばす必要があります。

また、タンクロックの関係から車両編成も常に同じというわけにはいかないため、マップと編成を同時に加味しながら指揮をするのは正直しんどかったです。

初めて指揮をやってみた感想

最初は10vs10のつもりでタクもそれ用のを用意していたため、7vs7になるとわかった時は正直かなり不安でした。(モチベも落ちた)

クランとしても最初は記念参加のつもりだったため、前述したとおり練習も本番数日前に初めてやったのですが、そこで初の指揮を執ったところ、半分くらい勝てて「あれ?意外と何とかなる?」とちょっとモチベアップ。

自分は機略戦初日は用事があって不参加だったのですが、2日目から2部隊目の指揮を担当することに。

ランダムマッチと毎回変わる編成に苦労し、勝率は4割ほど。

(初指揮にしては良いのかも)

2日目終了時点でクラン内で「これ毎日参加すれば車両取れるのでは」となり、そこからほぼ毎日2部隊目の指揮を執っていました。

途中から指揮経験豊富な友人に助けられながら、勝率4割~5.5割くらいを行ったり来たり、という感じで感触は悪くなかったと思います。(拙い指揮についてきてくださったクラメンの皆様ありがとうございます)

最後の3日は1名車両圏内ギリギリの人がいたため有能指揮官にチェンジしてもらいましたが、貴重な経験をさせてもらえました。

自分は元々クラン「MKZ」所属なのですが、MKZに戻ってからも指揮しろと殴られているので不安と楽しみが半々です。

最低限指揮が取れた理由を考える

初めての指揮でもなんとかなったのには理由がいくつかあると考えています。

それを書き綴っていきますので、これから指揮をやってみたいという方は参考にしてもらえると嬉しいです。

・集団戦経験が豊富だったこと

これが一番大きいと思います。

自分はCWE報酬車両をコンプしている程度にはCWEに頻繁に参加しており、また参加させていただいたクランも「ICPD」「DRANK」などの集団戦にかなり強いクランが多かったです。

様々な強い指揮官の元で長く集団戦をやってきた結果、各マップの取るべきポジション等がある程度頭に入っていたため、なんとか形になる指揮ができたのかなと考えています。

・優秀な指揮官が補佐してくれたこと

次に大きかったのはこれです。

いくら集団戦慣れしているとはいえ、やはり瞬時の判断力は長年指揮を経験している人間の方が強いのは当然です。

自分が間違った判断をしそうになった時やどうすべきかわからなくなった時に助言をくれた指揮官補佐には頭が上がりません。

・参加メンバーのPSが高かったこと

A_L_Cはそもそも集団戦メインのクランではなく、入隊基準もかなりゆるめです。

にも関わらず、集団戦をやるメンバーのPSが全体的に高く、また6拠点や(小規模とはいえ)CWEに昔から参加していることからある程度集団戦の動きができる人が揃っていたため、指示内容さえ間違っていなければしっかり勝ちに繋げることができました。

終わりに

以上が機略戦を終えての所感になります。

今回はらぷたんフレンズとして何名かA_L_Cに連れ込んでしまいましたが、特にいざこざもなく楽しく終えられて良かったと思います。

拙い指揮についてきてくださったA_L_Cの皆さんと、指揮の助言をくれたまさとならしのに感謝感激雨霰!

あと集団戦未経験にも関わらず車両をしっかり準備してくれて、見事車両獲得をしたHAKAI僧、おめでとう!

 

次回のクラン戦イベントは冬になりますが、今度はMKZで参戦予定です。

対戦よろしくお願いします。